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海老蔵 [小さな生き物]

スジエビを水槽に入れてから半年くらいたった。このところ三匹が立て続けに亡くなったのだが、春先と言うこともあるのできっと寿命だったのだろうと思う。飼いだした当初、スジエビだけで水槽が寂しかったものだから、黒出目金を二匹一緒に入れたところ三日と経たずに黒目金が食べられてしまったのには驚いたものである。私は淡水性の小さなエビはみんな、プランクトンや藻などを食べていると思っていたのだが、そんなことはなく、自分より大きな魚でもしつこくつつついたりして弱らせて食べてしまうのだ。今では、水槽の中にはスジエビと石巻貝しかいないのだけど、石巻貝でさえうっかりひっくり返されてしまうと、つつかれて食べられてしまうのだ。そういえば、石巻貝の前には手の甲くらいの大きさのカラスガイをいれておいたのだが、なんと貝殻に穴を開けて、これも食べられてしまったのだ。このときは、貝殻はすごく硬いから食べられるはずもないと思っていたのだが、毎日毎日少しずつ、貝殻をつついてほじくって、ついには殻が負けてしまったようである。そのときは、20匹ほどスジエビがいたので、1週間もしないうちにカラスガイの肉は無くなってしまった。そのあと、カラスガイの殻を光に透かしてみたところ、至る所に穴が開いていたのと、穴が開いていないところもすごく薄くなっていたのには驚いたものである。そんな恐ろしいスジエビでも半年も飼っていると愛着がわくようであるが、このエビがそのうち寿命がつきたらエビはもう飼いたくないと思ったのである。


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メダカ消える [小さな生き物]

今朝、ホテイアオイが浮かんでいる睡蓮鉢に水を足している時にメダカがいなくなっているのに気付いた。この睡蓮鉢で生まれた小さなメダカも夏に買い足したメダカも全ていなくなってしまった。残っているのは米粒ほどの黒い小さな巻貝と半分位枯れているホテイアオイだけだ。メダカにして環境が悪すぎたのかもしれない。花が咲かなくなってから殆ど放置していたので、ホテイアオイの枯葉が腐って、睡蓮蜂の底に堆積して、それがヘドロ化していたようだ。かき混ぜてみると真っ黒で、とりだしてみると異臭がした。とりあえずは臭いので、ヘドロを出して水を替えた。そして、メダカを買い足すのは早くとも来年の春以降にしようと思った。


またもや痛い毛虫 [小さな生き物]

かなり涼しくなった10月だというのにモッコウバラにはチャドクガかあるいはイラガという、棘が刺さるととても痛い毛虫がついていた。この前、不用意に触ってしまってとても痛い思いをしたので、今回はちょっと工夫して、はさみでチョキチョキと切断して退治した。30分くらい探して、結局のところ4匹しか退治出来なかったのだが、刺されるのはもう嫌なので探した時間は無駄とは思わなかった。それから、少し前には3匹ほど確認できたカマキリは、現在のところ残念ながら、見当たらなくなってしまった。死んだのか鳥に食べられたのか餌を求めて別の場所に飛び立ったのか不明であるが、元気に子孫を残して欲しいと思う。


パセリ齧られる [小さな生き物]

パセリの葉を齧っているキアゲハの幼虫を2匹発見した。体長3センチメートル、緑の体に黒い横縞が特徴的で、小刻みに顔を動かしながら、パセリにしがみついていた。パセリが齧られるのが嫌なのでとりあえず退治した。そういえばアゲハチョウの仲間なのだが、クロアゲハ、アゲハチョウ、キアゲハ共に以前は良く見られたのだが、クロアゲハは最近あまり見かけなくなったようである。そのかわり、ジャコウアゲハは昔はいなかったように思うのだが、思い過ごしであろうか。これも温暖化の影響だとすると末恐ろしい。


耳鳴りかもしれない [小さな生き物]

秋が近づいてくると、夕焼けの色が空から消える時分、20時位であろうか、近くのちょっとした雑草の茂みから、「ジーーーーーー」というカヤキリの鳴き声が聞こえてくる。まるで、耳鳴りのようにも聞こえるその鳴き声は、数メートル以内に近づくと、かなりの音量で、テレビもろくに聞こえない程だ。私が小学生の頃は、8月終わりといえば夏休み中で、エアコンも無く、窓も全開で網戸が付いているだけであったので、テレビを見ていても、このカヤキリの鳴き声が聞えてくると、いそいそと音の発生場所を探しに、夜だというのに探索に出かけたものである。懐中電灯を片手に持ち、耳を澄まして、顔の向きをいろいろな角度に変えながら、「ジーーー」という音の強弱で、少しずつカヤキリに近づいていくのだけれども、迂闊に大きな足音を立てたり、むやみに茂みをかき分けたりすると、カヤキリに感付かれて、カヤキリは鳴くのを止めてしまう。しかし、なんとかカヤキリ迄、辿り着けたときは、それはもうとても嬉しくて、家に持ち帰り、家族に見せびらかしたものだ。そうして、虫かごなどに入れて、部屋の中に置いておくのだが、この虫が部屋で鳴きだすと、当然の事ながら、それはもう喧しくてどうにもならない大音量で、すぐに放す事になるのだ。


虫だらけでうんざり [小さな生き物]

レモングラスの根元から上に向かって5センチメートル位迄、不自然に砂粒が付いていた。そこの葉を掻き分けてみると、中から黒蟻がわらわらと沸いてきた、蟻の卵やら幼虫やらも一緒にそこにあった。黒蟻は掃除をしてくれるのだから、私にとっては害虫ではないのだが、大発生すると気分が悪くなるため、少々抑制しておこうということで、薬を撒いておいた。それから、トケイソウの切り株が腐り始めて、そこに小さな白アリが巣を作っていた。白アリは築40年近い木造古屋に住んでいる自分としては、駆除したくなる。それが、ヤマトシロアリやイエシロアリではないにしろ、白アリというだげで、気分が悪い。ここにもとりあえず、薬を撒いておいた。それから、ニジュウヤホシテントウが20匹位と私の小指くらいの青虫が、トマトの葉にくっついていたので退治した。それから、イチゴの葉に、毛虫が8匹程ついていたので退治しておいた。ヤスデも沢山退治した。今日は本当に虫だらけの一日であった。


モッコウバラを食い荒らす [小さな生き物]

モッコウバラにたかっている毛虫はイラガという蛾の幼虫であった。イラガの針毛は生きているときは毒液を注入するためのものであるし、死んでいたとしても、皮膚炎の原因になるとのことだ。とにかく、肌に触れないようにすることが必要で、駆除するときは刺されないように慎重にならなければいけない。私の場合、刺されたのは指先1箇所だったのだが、刺されて何時間か痛みが続いて、それはもう不快な気分であった。イラガの特徴は、体長は数ミリから3センチ位で、黄褐色で、体全体に棘があり、最も特徴的なことは、頭と尻にサボテンを角にしたような突起が、左右前後対称に付いていて、まるで武装列車の様である事だ。もしも、見つけたら、つぶすなどして駆除するか、葉ごと処分する。重要なのは自分の肌に、毛虫が付かないようにすることである。それから、豆粒ほどの大きさで小枝や木の幹にくっついている1センチくらいの斑模様の卵を見たことがあると思う。これもイラガだ。見つけ次第、駆除すべきである。


ふたつ星、ななつぼし、星たくさん [小さな生き物]

自宅の花壇に飛んでくるテントウムシの仲間は3種類だ。ヒメアカホシテントウは黒光りしていて小さな赤い斑点が左右の甲羽の中央にあり、大きさは直径5ミリもない。夏蔦やモッコウバラの葉の上でよく見かける。餌はカイガラムシなので益虫だ。しかし、カイガラムシは花壇に見当たらないのだけど、一体どこにいるのだろうか。次にナナホシテントウだが、おなじみの赤い甲羽に黒い斑点が7つあり、まるで赤いサッカーボールの様である。大きさはヒメアカホシテントウよりは大きい7ミリくらいだ。試しに、ナナホシテントウを30センチメートル位の高さから落下させてみたら、着地前に羽ばたくことができた。私が考えていたよりも、割と反射神経は良いので驚いた。こちらはアブラムシを食べるので益虫である。自宅ではよくモッコウバラに止まっている。若芽にアブラムシが集っているので、やってくるのだろう。最後はニジュウヤホシテントウその名の通り、たくさんの黒い斑点が黄赤褐色の体に付いている。大きさはナナホシテントウと同じくらいで、自宅のナスやトマトの葉はいくつもかじられ痕がある。もしも、ナスの葉がところどころ蜘蛛の巣の様に透けていたら、恐らくはニジュウヤホシテントウの仕業である。コイツは見つける度に駆除している。


サナギでたら地獄 [小さな生き物]

小さなガラスビンに入れておいた例のサナギだがいつのまにか、サナギを抜け出し、ビンの中でおお暴れしていたところを発見した。やっとの事ででてきてたろうに、気が付けばそこは小さなびガラスびんのなか。きっとパニックになっていたのだろう。暴れた事で、羽がぼろぼろになってしまっていた。おそらくもう飛ぶ事はできないだろう。もう少し気を利かせて大きなビンに入れるか、そのままにしておけばよかったのだ。一応外に出し、夏蔦の茎にとまらせておいたが、なんだか後味のわるいことになってしまった。


カマキリ [小さな生き物]

ナツ蔦の葉の上で体長3cm程のカマキリの幼虫を発見した。左右に体をゆすっていたが、どのような意図があったのか。それは葉と一体化しようとしたのか、虫を集めようとしたのかは、わからないが、餌にする鳥にしてみれば目立つことこの上ないと思えた。カマキリの種類は、オオカマキリかチョウセンカマキリのどちらかだと思うが、オオカマキリの特徴は前足の付け根が黄色い事であるが、これだけ小さいと判別できない。それに、捕まえるのはなんだかかわいそうだ。よく観察すればわかったはずだが。

ところで、カマキリは去年もいたので、どこかに卵を生み付けたのであろうが、ここ何年かはカマキリの卵を見つけたことがない。昔、寒いときにカマキリの卵をみつけ、大事にたんすの中にしまっておいたら、それがいつのまにか孵化してて、部屋の中が小さなカマキリの幼虫(ものすごく小さいのだ)だらけになり、叱られたのを思い出した。

 


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