こっちも小さい

今年も青く小さなルリマツリが咲いたのである。それは去年よりもずっと葉の数も多く、蔓もたくさん伸びているのに、つぼみの数はそれほど多くない。それに巻きつくでもなく、上に伸びるでもなく、ただ水平方向に地面を這うようにして広がっている。このルリマツリを買った花屋さんにも同じようにルリマツリが植えてあって、それは壁面いっぱいに広がってとても見事に花が咲いていたのであるが、うちのは気ままにそのままにほったらかしにしている所為か、私の思い通りにはなっていないのである。やはり手をかけない駄目である。

やきもき

ルリマツリは5円玉大の青い花が、こぶし大にまとまって咲くはずであるが、自宅の花壇では、勿体ぶってなかなか一度には咲かないのである。ルリマツリの株自体はわりと元気に見えて、多くの葉が茂っている。根元近くでは、少し前まで、月桂樹の枝が掛かって日陰になっていたものの、現在では枝は取り除かれ、日当たりも風通しも良くなっている。それから青虫・毛虫はルリマツリの葉を好まないようで、ほとんど齧られていない。それにも拘わらずなかなか花が咲かないとは。環境や肥料の所為であろうか。とりあえずは肥料を変えて来年を待つが、このまま葉ばかりが増えるのならば、ルリマツリから葉マツリに呼称を変えようと思う次第である。