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ザリ沼、ザリ吉、ザリ太郎 [睡蓮鉢]

雨粒が水瓶にピチャピチャと落ちて浮草が小舟のように揺れるのが見える。大きなホテイアオイは、葉がぬれるだけで全く問題なさそうだ。このところ暑かったので、水草も水瓶も気持ちよさそうである。私は久しぶりにエアコンを消して障子をあけて、蛍光灯の灯りで水瓶を見ているのだが、自分が浮草だったらと想像すると、別に水草でも良さそうに思えてくる。暑いけれど、半分は水の中だし、たまには雨も降るし、藪蚊が飛んできても刺される事もないし、1週間に一度水も換えてもらえるようだし、まあ良さそうである。そういえば、ザリガニが一昨日、昨日と脱皮をしたようで、抜け殻が水槽にあった。脱皮したてのザリガニ本体の殻は柔らかいだろうと思ってさわって見たところ、予想外に固いので驚いた。子供の頃、脱皮したてのあおいザリガニを見つけてさわったら、ふにゃふにゃだったのを覚えていたので、そう思ったのだ。そんなこんなで、雨も小降りになってきたようである。

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メダカよ何処へ [睡蓮鉢]

水瓶の水を捨て、中に生息していたハゼx1、ドジョウx3、オタマジャクシx1、クチボソx0、メダカx0とタニシx0を室内の水槽に移して、買ってきた水草を7種類入れた。30リットル位の水槽なので、結構窮屈そうである。水瓶に比べれば、管理された水槽はとても居心地が良いはずであるから、これでよいのである。それと、クチボソはずいぶん前に死に、タニシは殻の中が泥だけになっていた。それから、メダカの亡骸は見あたらなかった。まだまだ元気にしぶとく生きていると思っていたのだが、意外である。おそらくは死んで溶けてしまったか、猫にたべられたか、外に飛び出したかのどれかであろう。気にしていても仕方がないので、メダカの事は忘れることにする。それから、ボウフラ対策は、週1回くらいで、水瓶の水を入れ替えるという事にした。これで、突然変異体が出現しない限りは、おそらく問題無いだろう.

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私は何も見ていない [睡蓮鉢]

半袖シャツで庭先に出ようものなら、どこからともなく藪蚊が集まってきて、気がつくと腕の肘関節の内側の柔らかいところだったり、肘の上側だったり、手の甲だったりと、いろいろなところが痒くなる。きっと近所にボウフラの湧きそうな水たまりが結構あるのだろう。一応、自宅の水瓶には、メダカとドジョウが入っているので、大量には湧かないとは思いつつ、観察してみるとなにやら藪蚊が成虫になるときに脱皮した抜け殻と思われる、7mmほどの大きさの、半透明の雲脂のような物体が、いくつも水面に浮かんでいる。一通り見たところではボウフラを発見することは出来なかったが、脱皮の痕跡がある以上、おそらく、水瓶で発生しているに違いない。普通ならばここで、水を捨てるところだが、今はメダカもドジョウも入っているし、薬も入れられない。そうすると、我慢するしかないということになると、気分が良くないので、とりあえず、脱皮の痕跡を見なかったことにしようと思う。

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ほてい [睡蓮鉢]

ベランダの睡蓮鉢にはホテイアオイとメダカとカワニナと小さな浮き草が入っている。ホテイアオイは、クレマチスとマスカットの生育とともに日陰になることが多くなったので、少しでも日光をうけようとして、かなりノッポでになった。それは浮き袋の部分から、葉の先端までの長さが50センチメートルもあるだろうか、以前花が咲いていたときはもうすこし短くて40センチメートルくらいであったが、何れにしても、燦燦と日光が降り注ぐ池で育つホテイアオイと比べると、違う種類の植物かと思われる程に違って見える。ホテイアオイも日光があたらない事は死活問題なので、かなり頑張ったのであろう。それから、こうしてぼんやりと睡蓮鉢を近くで眺めていると、蚊がたびたびやって来ては産卵している様である。その様子は、トンボと同じように何度も水面にタッチしては、たぶん小さくて見えないが、おそらく卵を産み落としているに違いない。ただし、この池には元気なメダカが住んでいるので、孵化しても幼虫から成虫に成長する事はないであろう。


大いなる勘違い [睡蓮鉢]

睡蓮鉢の睡蓮は去年の秋頃に枯らしてしまって、現在はホテイアオイとメダカとカワニナの棲家になっている。ホテイアオイは、梅雨が始まったころに、水草と一緒に一株だけ入れておいたものであるが、水草はホテイアオイの成長で姿を消し、カワニナは水草かホテイアオイについていたものであろうが、いつのまにか個体数が増えている。メダカは去年、ここで生まれたのが1匹と、後から買った10匹の生き残りが2匹いて、泳いでいる姿を観察するには、指でホテイアオイを動かして隙間を作り、探さなければならない。ここでの疑問はメダカの食生活である。カワニナは何かしらの有機物や(なんでも食べそうだ・・)プランクトン類を適当に食べているから問題外として、メダカは一体何を食べているのだろうか。メダカ用の餌も常備しているのだが、餌を与えなくても良いようであり、一月以上も餌を与えていない。おそらくカワニナと同じ様なもの食べていると考えられる。それは人工的ではあるが一応のビオトープが完成していて、そこに小さな世界を感じる。太陽がホテイアオイと植物性プランクトンを育て、メダカとカワニナがそれを食べ、糞をバクテリアが分解し、それが植物性プランクトンやホテイアオイの栄養となる。私は、ただ、水がなくならないように気をつけていれば良い。それから、以前にブログで、「ホテイアオイの花が珍しく咲いた」と書いたと思うが、それは間違っているように思える。おそらく忘れてしまったか、観察していなかったかの何れかであろう。このところ毎日のように花を咲かせているので、去年に限って咲いていないのは妙である。去年は睡蓮とホテイアオイと金魚が入っていたので、ホテイアオイの花が咲かない筈は無いのだ。


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