ザリ沼、ザリ吉、ザリ太郎 [睡蓮鉢]
メダカよ何処へ [睡蓮鉢]
私は何も見ていない [睡蓮鉢]
ほてい [睡蓮鉢]
ベランダの睡蓮鉢にはホテイアオイとメダカとカワニナと小さな浮き草が入っている。ホテイアオイは、クレマチスとマスカットの生育とともに日陰になることが多くなったので、少しでも日光をうけようとして、かなりノッポでになった。それは浮き袋の部分から、葉の先端までの長さが50センチメートルもあるだろうか、以前花が咲いていたときはもうすこし短くて40センチメートルくらいであったが、何れにしても、燦燦と日光が降り注ぐ池で育つホテイアオイと比べると、違う種類の植物かと思われる程に違って見える。ホテイアオイも日光があたらない事は死活問題なので、かなり頑張ったのであろう。それから、こうしてぼんやりと睡蓮鉢を近くで眺めていると、蚊がたびたびやって来ては産卵している様である。その様子は、トンボと同じように何度も水面にタッチしては、たぶん小さくて見えないが、おそらく卵を産み落としているに違いない。ただし、この池には元気なメダカが住んでいるので、孵化しても幼虫から成虫に成長する事はないであろう。
大いなる勘違い [睡蓮鉢]
睡蓮鉢の睡蓮は去年の秋頃に枯らしてしまって、現在はホテイアオイとメダカとカワニナの棲家になっている。ホテイアオイは、梅雨が始まったころに、水草と一緒に一株だけ入れておいたものであるが、水草はホテイアオイの成長で姿を消し、カワニナは水草かホテイアオイについていたものであろうが、いつのまにか個体数が増えている。メダカは去年、ここで生まれたのが1匹と、後から買った10匹の生き残りが2匹いて、泳いでいる姿を観察するには、指でホテイアオイを動かして隙間を作り、探さなければならない。ここでの疑問はメダカの食生活である。カワニナは何かしらの有機物や(なんでも食べそうだ・・)プランクトン類を適当に食べているから問題外として、メダカは一体何を食べているのだろうか。メダカ用の餌も常備しているのだが、餌を与えなくても良いようであり、一月以上も餌を与えていない。おそらくカワニナと同じ様なもの食べていると考えられる。それは人工的ではあるが一応のビオトープが完成していて、そこに小さな世界を感じる。太陽がホテイアオイと植物性プランクトンを育て、メダカとカワニナがそれを食べ、糞をバクテリアが分解し、それが植物性プランクトンやホテイアオイの栄養となる。私は、ただ、水がなくならないように気をつけていれば良い。それから、以前にブログで、「ホテイアオイの花が珍しく咲いた」と書いたと思うが、それは間違っているように思える。おそらく忘れてしまったか、観察していなかったかの何れかであろう。このところ毎日のように花を咲かせているので、去年に限って咲いていないのは妙である。去年は睡蓮とホテイアオイと金魚が入っていたので、ホテイアオイの花が咲かない筈は無いのだ。