引っ越し完了
あふれる汁 [マスカット]
糞ジュース [マスカット]
サリーちゃん
巻きつく蔓に垂れ下がるアンテナ線 [マスカット]
このところマスカットの勢いが良く、ほとんど水をあげていないのに、少しも萎れることもなく、モッコウバラの存在がかすむように、二階部分はほとんどマスカットに占領されている。そして二階のアンテナ線に3メートルくらい巻きついて、それも蔓一本だけでなく3~4本まきついていて、それから蔓には多くの葉がついているので、その重さの所為でアンテナ線が垂れ下がってきてしまった。それを見た近所の方からは、切るように勧められてはいるものの、ここで蔓を切ったら甘い果実が生らないのではという不安から、切ることを躊躇して先延ばしにしてきた。そろそろ台風の季節なので、それがやって来る前には、アンテナ線やら光ケーブルにからまっている蔓はなんとかしないといけない。
ばらばら
白バラの葉が生き生きとした緑色ではなくなり、アブラムシのような小さな虫にやられたのか病気なのかわからないが、緑が褪せて茶色っぽくなった小さな斑点が、たくさんついてしまっている葉ばかりが、ほとんどすべてになってしまった。そういえば、梅雨前であるが、うどん粉病にやられた葉が少しあったが、これもうどん粉病であろうか、私にはまったくわからない。ただ、枯れてしまっている訳ではないの、放置しているのだけれど、もっとひどくなるようなら、近所の詳しい人に聞いてみようと思っている。
栄枯盛衰 [ミント]
一株だけのこしてあとはすべて抜かれてしまったミントの生き残りは、まっすぐに伸びて、隣に植えてある月桂樹やさくらんぼに寄りかかることもなく、風に負けてしまうこともなく、、茎はアワダチソウのように丈夫で、虫に齧られてしまうこともなく、元気に生長している。去年よりもっと前にはハーブティーとしてレモングラスやセージなどと一緒に飲まれていたのだが、最近は飽きられてしまったようで、ミントを含めたハーブ類は抜かれたり、移動されたりと肩身が狭いようである。気まぐれの気持ち三寸で生殺与奪されるハーブ類はすこしかわいそうに思え、これはまったくの他人事のようであるが、当事者に私が含まれる以上、あまり無責任なのは如何なものかと思うのである。
こんどのプランターのネタ [ヒャクニチソウ]
プランターに植えてあるポピーはほとんど咲き終わり、現在咲いている花も鮮やかな色ではなく、作りかけのドライフラワーのようになってしまったので、新しいものに植え替ええたのである。今度はヒャクニチソウで、白い花が10株と赤い花が10株である。それはポピー同様に安価で長期間花をつけているという、コストパフォーマンスの高さで選択したのであるが、花の名前にあるように本当に秋口までさいているのかは疑問である。ほかに植えている植物同様に、毛虫に齧られたり、病気になったり、日焼けしたり、乾燥で枯れたり、誰かに引っこ抜かれたり、強風で折れてしまったりと、心配事は数多いのであるが、少しでも長く咲いていて欲しいと願うのはいつものことである。ところで昨日、花壇の脇でみつけた毛虫は、オレンジ色の体毛が5分刈程度の長さにきっちりと生えそろって、全体的に丸々としていて、野鳥の立場では美味しそうといえなくもなく、5センチくらいの体長であったけれど、何の幼虫であったかは不明である。それに、その毛虫は発見から1分以内に私にプチリと踏み潰されて、土と一体化してしまっているので、もはや調べられないのはいうまでもない。
奴らはモッコウバラにも [壁面緑化]
作りかけの綿飴のような枝をいくつか切り落とすと、見覚えのある毛虫がたくさん付いている。このあいだのマスカットに引き続き、またまたシロヒトリである。このあたりでは以前は手の届かないような場所でシロヒトリが発生した場合、それが個人の持ち物だったとしても、そのことを役所に連絡すると、無料で駆除してくれたのだが、今年から農薬被害の恐れがあるとの理由で、その制度はなくなったようである。その為、全部自分で退治しなければならないのであるが、薬を撒いてもなかなか死なないのであるから面倒である。私は脚立にのぼり、枝切鋏を伸ばして毛虫がついている枝ごと切り落とし、落ちた葉はすべて憎しみを込めて踏みつけるか、ゴミ袋に入れて忘れたように捨てるか、あるいはあまり効かない薬を噴射してみるといった対処になる。それはとても面倒なのだが、何れにせよ、シロヒトリの無駄な塵芥戦術は長期に及ぶは明白なのだが、勝つのはきっと私である。